・Page1・ cryve(くらいぶ)さん
お気に入りフィルム:使用期限切れ!!(笑)
1977年使用期限切れのAGFAPANで撮影した写真。(去年現像)
積極的に活動されてるcryveさんにインタビュー!!
(Camera:Lomo LC-A+ / Film: Lomo X-pro200)
【写真をはじめたきっかけ】
早速ですが、まず写真を始めたきっかけを教えて下さい。
写真とフイルムを始めたのは実は本当に最近で、2010年の4月頃です。
小さい頃は写ルンですなどを使ってはいましたが、キチンとした使い方をせず
修学旅行とかそういう際のものでした。
大学に入ってデジカメを買ったのですが、部活の活動記録用で
「写真を撮る」用では無かったですね。
何かの拍子で、ロモグラフ(Lomographyカメラで撮った写真)を
どっかで見かけてそれが気になり、
Lomo LC-A+を買ったのが2010年4月です。
ロモグラフというか、ロモウォール
(ロモグラフを何百枚~何千枚と並べて壁のように見せるLomographyオリジナルの展示方法)だったと思いますけど、
なんか吸い込まれてしまった感じですね。
ああ~なるほど、感覚的にやられてしまったわけですね。
そうですね、気付いた時にはってやつです。
当時は特別に「フイルム」だからってものはなかったですね。
今はそのときの感覚となにか違う部分はありますか?
今は全く違う感覚ですね。
今は「おもしろい!」というだけで何でもいいから撮ってたのですが、
「もっとみんなフイルムで撮れば良いじゃん!」になってきました。
昔から自分勝手で、僕が良いと思った事は
「もの」でも「やりかた」でも僕のおすすめ通りにやってもらいたい性分でして…。
(笑)
こだわりのO型っていわれます(笑)
何かおすすめの仕方にもこだわりがあるんですか?
ははは、そこまで理詰めでおすすめ出来ることがあれば、
もっとフイルムを訴求出来ていると思うんですけどね。
残念ながら今は「人を巻き込んでは、体験させる」という
草の根作戦的な感じです。
(Camera:Lomo LC-A+ / Film:Lomo X-pro100)
【くらいぶ会について】
初心者を対象にカメラレンタルも実施。
「くらいぶ会」はいつ頃できたんですか?
カメラをはじめて1年後です。2011年の7月頃ですかね。
参加したのがまずは外に出るきっかけでした。
それまでの一年は一人で野良猫を撮るばかりだったんです。
江ノ島に7月に撮りに行ったのがはじまりです。
もっとも、その時はここまでのことをするなんて考えてもいなかったですよ(笑)2回目から、試験的にいろいろやってみました。
1つめは、何度も猫を撮りに行った谷中で、
最初の一年で培ってきた「野良猫撮り」を教えること。
2つめは、Twitterで人を呼んでみてどう集まるのか、
初めて会う方々でも参加してくれるだろうかと。
結局集まったのは、初回一緒に行った友人のまた友人でしたけどね。
3つめは、順路を決めて練り歩くこと。
1回めは気の向くままに移動してて無駄に疲れたので(笑)
3回目は、横浜山手で洋館巡りに出かけました。
「僕が」というよりは人が人を呼んで、人数が集まっていきました。
他のワークショップに顔を出して知り合った友人からのつながりですね。
このときは人と人のコミュニケーションのすごさを改めて実感しました。
ちなみに、通算で何回されたんですか?
回数を入れてるのは先日の夜撮(8月に夜景撮影会を開催)で10回なのですが
あまり規則正しくカウントしてなかったんですよね…(笑)
回を重ねるごとに人数は増えていって、
いまや実際にくらいぶ会絡みでお会いしている方は150名くらいです。
多いですが、兼用の方も多いですね。
デジオンリーの方もいらっしゃいます。
そこは取り決めていません。本来のくらいぶ会の目的としては
「異種混合カメラ撮影会」と称して、
様々な「生きたカメラ」を目の当たりにする場と
人の交流の場を提供する、なんです。
そういうの大事ですよね。実際に触れられるとか、楽しんでる人がいるとか。
カメラや写真って人を通じて何倍も面白くなるなぁってよく思うんです。
かなり後々からのこじつけですが、今はそう考えてるし、願っています。
そんな思いでくらいぶ会を主催されているわけですね。
はい、まずはカメラが好きな人、好きになりたい人が集まればOKです。
次に、生きたカメラを見せ合っては共有するんです。その使い勝手とか。
んでもって、くらいぶ会以外のところでワイワイしてくれればいいかなって。
ちなみにこの「カメラを見せ合って」っていうところで
フイルムカメラの良さをデジカメユーザーの方々に宣伝するわけです(笑)
初心者でも大丈夫ですか?
大歓迎です。主にくらいぶ会WSなんかが特にそうですね。
企画によっては話についていけないケースもあるかと思いますが、
その方は僕と話しましょう。他に見合う方も巻き込ませてもらいますけど(笑)
WSは過去、ポラロイド/中判カメラ/再びポラロイド、とまだ3回ですが、
カメラレンタルも実施してお金は特に徴収しません。
強いて言うなら僕らが用意するフイルム代の実費だけですね。
(Camera:OLYMPUS OM-1 / Film:Fujifilm PRO400H)
【Cafe135について】
Cafe135のはじまりは、cryveさんのこんなつぶやきから。
そんな事、マジでやってみたいんですけどっ!!!
(イベント詳細はページの最後に掲載)
Cafe135はcryveさんのつぶやきがきっかけで計画が始まったとか。
そうですね~、僕の突飛なつぶやきに反応した数名からはじまっています。
妄想を形にしていくのって楽しそうだけど大変そう…。
そうです、大変です。
しかもただやればいいってモノじゃなくて、
本物カフェにするには国の認可とか諸々必要だったりなので、ちょっとお預け(笑)
その代わり、「今出来る事からコツコツ回を重ねてやってみる」が
今のところCafe135の取り組みになります。
じゃあ今回だけの企画ではなくて、継続的に開催されるってことですね。
その予定ですよ~。
年行事になるか、ある程度のスタイルを確立できたら半年か、
四半期に一回とかですかね?(笑)
いま発表されてる企画は写真展、ZINE展、ワークショップ…。ですかね?
基本的にもの作りのワークショップを屋内で、
屋外ではくらいぶ会WSのようなカメラ貸出撮影会を実施しますよ。
今回は基本的にその三本柱です。
今後きちんと「カフェ」が仲間入りできる策や場所を探さなきゃです(笑)
今回のイベントのPRポイントがあればぜひ!
Cafe135は僕含め5人の超カラフルなスタッフから成り立ってます。
調理師、栄養士、芸術家、アクセサリー作家、とリーマンフイルムカメラ活動家(笑)
それぞれが別々の特技をもってしてCafe135を運営(運用)して行きます。
まぁ、妄想からはじまっているので、至らない点はまずはご勘弁ください。
ただ、カメラ屋さん/現像屋さん/ただのカフェとは違った視点から
「カメラ」と「人」のコミュニケーションの場を想像/創造していければと考えています。
僕らがただ場所を提供するだけでなく、来場するお客様自身も進んで楽しんで頂ける
「参加型」のCafeとしていきますので、積極的にWSも展示もチャレンジして下さい。
Cafe135は皆様の積極性を最大限サポートし、その場を提供させて頂きます。
また、最後になりますが、ただただ通り過ぎた方にも、
ぜひそのスマホの中に眠るステキな写真をその場でプリントアウツして
簡易展示会に参加頂ける企画も用意していますので、それもお楽しみに!!
Cafe135、楽しみですね~!!今後もぜひ楽しい企画をお願いします!
cryveさん、ステキなお話をたくさんありがとうございました!
【HP】 Cafe135
*写真展参加者募集中*
写真の中にカメラがあれば何でもOKです。
参加の仕方でコースが選べます。
遠方の方も参加できます→「自分で用意して事前に郵送コース」
参加応募期間は10月20日(日)まで。