4.CONTENTS

Q.自分で現像をする際に必要な道具と予算を教えてください。

A.道具はいろいろ、予算は2万円弱くらいです。

モノクロフィルムの自家処理を前提としてお話しします。
カラーはリスクも難易度も費用も色々高いので、最初から挑戦するのはおすすめできません。

【必需品】
ダークバック or 暗室、フィルムピッカー、ハサミ、現像タンク、リール、水温計、
ビーカー(最低3つ)、薬液保管用ボトル(最低3つ)、現像液、停止液、定着液、水洗促進剤、
乾燥用クリップ、ネガシート、楽しむ気持ち

【あると便利かも】
メスシリンダー、ゴム手袋(手荒れしやすい人)、予備のビーカー、薬液保管用ボトル、
水滴防止剤、スポンジ、フィルム用ワイパー、白手袋(ネガ汚れ防止)、
ライトボックス、ルーペ、ネガシートファイル

【予算】
必需品のみ揃えるとして、2万円弱ですみます。
ちなみに、ここで想定している初期費用だとモノクロフィルム現像可能本数は約60本です。
購入する薬品の量や種類、希釈率(薄め具合)によって変動しますが、
お店で現像してもらうと安いところでも1本¥500くらいだと思います…
ということは…コストカットしたい方や、
フィルム現像で自分の思い通りのネガを作りたい方にはおすすめです◎
同じフィルムでもレシピの違いで全く別物になります。
その辺は料理をイメージしていただければわかりやすいかと。
気になる方は一度体験してみると良いと思います。


★FILM LOVERSより

道具類の予算は新品で揃えるか、中古で探すか、物によってもかなり変わってきます。
もしできれば、
・自分でやる前にレンタル暗室などで体験する
・体験できる場所がなければ既に自分でやっている人に話を聞く
・近くにやっている人がいなければブログなどで発信している人のレビューを参考にする
・教えてくれそうなところに問い合わせる
などで情報を集めて検討されるといいと思います。
いろんなやり方、いろんな道具があるので、一概に「こうだ!」とはなかなか言えないのですが、
もし困ったらAMALABOさんに「FILM LOVERSのページ見たんですけど」
って問い合わせてみてください。
おすすめのものや、実際に暗室で使っているものを紹介してくださると思います。


【回答協力】

AMALABO 青山さん

「暗室をポップカルチャーに」というモットーで、
フィルム文化や暗室文化を長く残していくため2014年にレンタル暗室をオープン。
暗室作業を気軽に始められて、かつ続けていけるようにサポートしてくれる。
予約やわからないことはHP(Contact)からお気軽にお問い合わせください。

最寄り駅:東京メトロ副都心線「雑司が谷」駅から徒歩5分
定  休  日:不定休、利用可能日と時間はHPのカレンダーに掲載
そ  の  他:利用には事前予約が必要です。
行ってきたよレポート

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