4.CONTENTS

Q.自分で手焼きプリントをする際に必要な道具と予算を教えてください。

A.道具は下記を参考に、予算はどこまでこだわるかで金額は変わります。

 

モノクロ手焼きの場合

【必須】
暗室空間、引き伸ばし機(カラー、モノクロ共に可)、ネガ(カラー、モノクロ共可)、
モノクロ印画紙、引き伸ばしレンズ、引き伸ばし機タイマー、
薬液用バット(最低4枚、印画紙サイズにより大小あります)、ピンセット、
セーフライト、現像液、停止液、定着液
※カラーネガを使用したモノクロプリントが可能です。

【あると便利】
コントラストフィルター、ブロワー、白手袋、イーゼル、
焼き込み・覆い焼きツール

 

カラー手焼きの場合

【必須】
暗室空間(全暗がおすすめ)、引き伸ばし機(カラー用)、ネガ(カラー、モノクロ共に可)、
カラー印画紙、引き伸ばしレンズ、引き伸ばし機タイマー、
薬液用バット(最低3枚、バット現像の場合)、
自動カラー印画紙現像機(CPなど、温度管理や現像スピードを自動調整してくれる)、
発色現像液、漂白液、定着液(漂白定着液が一般的)

【あると便利】
ブロワー、白手袋、イーゼル、プリントテスター、
焼き込み・覆い焼きツール、カラープリント調整早見表

※カラープリントは少しハードルが高いです。
調整がシビアなので室温では基本的には処理が難しいと言われています。
不可能ではないのですが…。
個人的にはまずモノクロ暗室を体験してみてからカラーに挑戦することをお勧めします。
いきなり自力で揃えてやり始めても良いのですが、かなり遠回りをする可能性が高いですよ!

 

★FILM LOVERSより
道具類の予算は新品で揃えるか、中古で探すか、物によってもかなり変わってきます。
もしできれば、
・自分でやる前にレンタル暗室などで体験する
・体験できる場所がなければ既に自分でやっている人に話を聞く
・近くにやっている人がいなければブログなどで発信している人のレビューを参考にする
・教えてくれそうなところに問い合わせる
などで情報を集めて検討されるといいと思います。
いろんなやり方、いろんな道具があるので、一概に「こうだ!」とはなかなか言えないのですが、
もし困ったらAMALABOさんに「FILM LOVERSのページ見たんですけど」
って問い合わせてみてください。
おすすめのものや、実際に暗室で使っているものを紹介してくださると思います。

 

【回答協力】
AMALABO 青山さん

「暗室をポップカルチャーに」というモットーで、
フィルム文化や暗室文化を長く残していくため2014年にレンタル暗室をオープン。
暗室作業を気軽に始められて、かつ続けていけるようにサポートしてくれる。
予約やわからないことはHP(Contact)からお気軽にお問い合わせください。

最寄り駅:東京メトロ副都心線「雑司が谷」駅から徒歩5分
定  休  日:不定休、利用可能日と時間はHPのカレンダーに掲載
そ  の  他:利用には事前予約が必要です。
行ってきたよレポート

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です