6.行ってきたよレポート

AMALABOさんに行ってきました!

ここのところ「自分で現像してみたい!」「暗室作業に興味がある!」という声をよく聞きます。

機材や設備を揃えて自宅でやることも可能ですが、とりあえずどういうことをしているのか、

体験やワークショップで知りたい方も多いはず。

そんな人におすすめなのが「レンタル暗室」という場所です。

レンタル暗室でできることといえば、

・フィルムの現像

・プリント(手焼き、紙焼き、暗室作業ともいわれる)

大きくわけてこの2つです。

機材を揃えたり薬品や廃液(使い終わった薬品)の処理をするのが実は大変なのと、

慣れるまではある程度のサポートが必要なので、

場所を借りて気軽に作業しに行けて、教えてくれるスタッフさんがいるのが魅力です。

都内にもレンタル暗室はいくつかありますが、今回は

東京・雑司が谷にあるAMALABOさんにお邪魔してきました!

(前置き長くなりました。でも大事なことだからさっ。)


AMALABOさんはアパートの一室をレンタル暗室にしています。

まずドアを入って半分はおしゃべりができたり、

棚にある写真集や雑誌を眺めてゆっくりできるスペース。

ずらりと並ぶカメラたちは体験ワークショップの際にレンタルして使うことができます。

ここにあるソファーの座り心地がよくて気付くとまったりしてしまいます…。

飾ってある写真はオーナーの青山さんが撮影してプリントしたもの。

こちら側には流し台があって、ここで現像したりプリントを水洗したりします。

このくるくるした丸いもの(リール)にフィルムを巻き付けて、

シェイカーみたいなもの(現像タンク)にフィルムと薬品を入れて、現像するんですよ〜。

ちなみに、現像はフィルムを巻きつけてタンクにいれるところまでは

暗いところでやる必要がありますが、それ以降の作業は明るいところでもできるんです。


さて、暗室側も覗いてみましょう。

ドアと窓のカーテンを閉めると、もう半分の部屋が暗室になります。

広々としていてソファーもありゆっくり作業ができます。

これがプリントするときに使う引き伸ばし機(ひきのばしき)。

プリントできる紙(印画紙)のサイズはなんと全紙まで対応。(半切以上はレンタル料+20%)

印画紙は事前に相談すればAMALABOさんで購入もできます。

…なぜか鹿さん?がいました。かわいい。かわいいけどなぜ…。


AMALABOさんでは体験WSの種類もいろいろ。

どれも友達との参加、グループでの参加もOK!そして学割もあります♪

【1DAY】とりあえずどんな感じか見たい人におすすめ。全体の流れの紹介。

【撮影〜フィルム現像】カメラの仕組みや現像についての解説。

【フィルム現像〜暗室作業】現像について、暗室作業についての解説。

「1DAY」「撮影〜フィルム現像」では、フィルムカメラを使ったことがない!という方も

カメラのレンタルをしてもらえるので手ぶらで行って気軽に参加できます。

「フィルム現像〜暗室作業」は、撮り慣れている人や自宅で作業したい人にもおすすめです。

レンタル暗室のメニューもあります。

その中に、暗室作業について解説してもらえる【初心者セット】もあります。

暗室作業だけ体験したい人や、既にモノクロフィルムのネガを持っている人にもおすすめです。


教えてくれるのは青山さんです。

「暗室をポップカルチャーに」というモットーで、

フィルム文化や暗室文化を長く残していくため、2014年にレンタル暗室をオープン。

暗室作業を気軽に始められて、かつ続けていけるようにサポートしてくれます。

ゆるーく見えてかなり熱いものを持っている方です。(私と同い年!)

ちょっと詳しい兄ちゃんに教えてもらっちゃおう〜♪というテンションで

遊びに行っても大丈夫。初心者さんにはわかりやすく丁寧に説明し、

コアな話ができる人にはいくらでも熱く語ってくれますよ。

体験WSもレンタルも、希望日と時間をこちらから伝えて相談するスタイル。

HPに記載のないことでも「こんなことできるかな?」ということがあれば

事前に相談すれば柔軟に対応してくださいます。

体験WSやレンタルのメニューの詳細、受付可能な日時などはHPとカレンダーをチェック!

モノクロの現像・プリントに興味のある方はぜひ遊びに行ってみてくださいね〜♪

【HP情報】

AMALABO

東京メトロ副都心線「雑司が谷」駅から徒歩5分

お申込み・お問い合わせはHPから。

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