A.作業環境、行程、薬品や印画紙などが異なります。
まずは、作業環境が異なります。一言で暗室といってもカラーとモノクロとで異なります。
【モノクロ】
セーフライト(赤い光)を使用できるので、
手元の確認や印画紙から像が浮き出てくる様子を確認できます。
モノクロフィルム、カラーフィルムを使ってモノクロ印画紙に光を焼き付けて現像処理をします。※カラーフィルムを使っても、印画紙がモノクロなのでモノクロ写真になります。
現像処理の流れは、現像、停止、定着、水洗、乾燥です。水温は20度程度が理想です。
比較的気軽に挑戦できますので、自宅で暗室作業を行う方もいます。
廃液に関しては諸説ありますので、各自調べてみてください。
おすすめの方法を聞きたい方は個別にお問い合わせください。
【カラー】
カラー暗室用のセーフライト(めっちゃ暗い)を使えますが、本当に暗いです。
基本的には全暗での作業と思ってください。闇です。
カラーフィルム、モノクロフィルムを使ってカラー印画紙に光を焼き付けて現像処理をします。
全暗なので像が浮かび上がる様子は見れません。
暗視スコープなら見えるのかもですが挑戦したことがないのでわかりません。。
※モノクロフィルムを使った場合、モノトーンのカラー写真を作ることができます。
赤、黄色、青、、カラーバランスを変えればどんな色にも出来ます。
現像処理の流れは、発色現像、漂白、定着、水洗、乾燥です。
水温は20~38度、処理しやすい水温は個人差があり、それによって処理方法も異なります。
光漏れにモノクロ以上に反応してしまうので、しっかりと遮光する必要があります。
バット現像も可能ですが、高めの水温で処理する場合は自動現像機などを使うのが一般的です。
廃液処理が必須ですので、レンタル暗室などを使うのがおすすめです◎
【回答協力】
AMALABO 青山さん
「暗室をポップカルチャーに」というモットーで、
フィルム文化や暗室文化を長く残していくため2014年にレンタル暗室をオープン。
暗室作業を気軽に始められて、かつ続けていけるようにサポートしてくれる。
予約やわからないことについてはHP(Contact)からお気軽にお問い合わせください。
最寄り駅:東京メトロ副都心線「雑司が谷」駅から徒歩5分
定 休 日:不定休、利用可能日と時間はHPのカレンダーに掲載
そ の 他:利用には事前予約が必要です。
行ってきたよレポート